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留学のメリット考察:就職活動で留学経験をアピールするにはどうする?

留学のメリット考察:就職活動で留学経験をアピールするにはどうする?

留学のメリットの一つとして、「留学をすることで、就職活動で有利になる(かもしれない)」ということが挙げられます。実際、「就職活動でアピールできそうなので、留学をしています!」という大学生の方にお会いすることがあります。

私自身、海外勤務を経験してきた過去4年間に渡り、出身大学のOB会組織や日本人コミュニティなどを通じて、これまで多くの日本人留学生(特に大学生)の方とお会いする機会がありました。そこで「勿体ないな」と感じることは、「就職活動を有利にするために留学をする」ことが目的化してしまっている学生の方が多数いることです。

「就職活動へのアピール材料にするためにとりあえず留学をする」「就活に有利になりそうだし、親がお金を出してくれるので、とりあえず海外へ来てみた」など、留学の動機は人それぞれですし、それはそれでいいと思うのです。しかし、せっかくの留学期間中、就職活動に有利になる経験をすることだけに捉われていては、(一見、就職活動には有利にならないように見える)現地での素晴らしい経験を逃してしまうかもしれません。

留学のメリットを享受するコツ1:留学で得られるものを明確化する

逆説的ではありますが、留学のメリットを最大限に享受するコツの一つは、「一旦、就職活動のことを外して、留学で得られるものを明確化する」ことです。具体的には、外国人の友だち、現地の文化に触れる体験、日本国内ではなかなか会えない日本人の方に会う経験などでしょうか。私のおすすめは、京都大学ESSK(京都大学交換留学支援団体)のブログです。実際に留学を経験された先輩の体験記を読むことで、イメージが掴みやすくなります。

以前、私の大学の後輩(交換留学で海外に来ている)で、「総合商社に就職したいので、商社勤務の先輩にしかOB訪問はしない、それ以外の無駄な経験は一切したくない」といったスタンスの学生がいました。けれど、柔軟性をもって行動している学生の方が、結果的に納得のいく進路を掴み取っていたりします。海外にいると、日本人同士でも、起業家や大企業の要職の方など、様々な方に気軽に会えるチャンスが沢山あります。就職活動という軸に捕われずに、そうしたチャンスを柔軟性をもって受け入れている人の方が、結果的に有意義な経験ができ、納得のいく進路を選ぶことができるのです。

留学のメリットを享受するコツ2:長期的な視点で考える

以前、交換留学の学内選考に落ちてしまった方が、私費留学で長期留学をした話をご紹介しましたが、留学を成功させるためには、交換留学・私費留学の方法を問わず、長期的な視点で物事を捉えることが非常に大切です。

「総合商社に就職をしたいので、就職活動でアピールをするために留学をする」という人は、もし総合商社の選考に落ちてしまった場合、留学経験は全て無駄になってしまうのでしょうか?そのような考え方は、非常に勿体ないです。就職活動のアピール材料として留学をする場合であっても、留学中に就職活動(具体的には、ES作成や面接対策など)のみに捉われてしまっていては、せっかくの有意義な経験も、有意義なものとして捉えられなくなってしまいます。

長期的な視野に立ち、留学で得たいもの・経験したいことをイメージすることで、結果的に有意義な進路を掴むチャンスに恵まれ、就職活動にもプラスになる経験ができるはずです。

本気で留学のメリットを堪能したい方へ、長期留学はおすすめです!就職に有利な留学をする!
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