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英語と経済、生活の質

変わりゆく英語の役割

英語は大英帝国の下で国際貿易および外交 の言語として広まった後、戦後アメリカの経 済発展によってさらに広まりました。フランス 語を話すことが高い教育を受けた上流階級 の象徴とされていた国々でも、英語がそれに 代わっていきました。

国際化や都市化、さらにインターネットの普 及により、英語の役割はここ20 年間で大きく 変化しました。現在では英語能力はエリート の象徴ではなくなり、米国や英国との結びつ きも希薄になってきています。それよりもむし ろ、英語は世界的に全ての人材に求められる 基本的な能力となりつつあり、それはちょうど 知識階級の特権だった識字能力が、過去200 年で教育を受けた市民なら誰もが持つ能力 となったのと同じ感覚といえます。英語は機 会を作り出し、雇用適正を決定付け、視野を 広げます。

好循環

英語能力と 一人当たりの国民純所得(グラフ A)には好循環の相互作用があります。英語能 力の向上によって給与が上がり、政府や個人 による英語トレーニングへの投資が増えます。 多くの国々では、若年層における英語能力の 高さと失業率の低さに相関関係があります。 このことから分かるように、英語は国家の経 済成長の鍵なのです。

英語でビジネスがしやすくなる

海外投資家や貿易を引き付け、企業家の成 長を促したい国家や企業は、企業にやさしい 環境づくりにおける英語の重要性を認識して います。英語を使用しない国々に本社のある 企業(楽天、ルノー、サムスンなど)では、社内 公用語として英語を採用する企業が増えてい ます。

人間開発指数(グラフB)など、生活の質を表 す指標は EF EPI と比例しています。人間開 発指数は教育的達成、平均寿命、識字能力、 生活水準が考慮されています。「低い」または 「標準的」な英語能力でありながら、高水準 の成長を遂げている国も少数ながらありま す。しかしながら、「高い」または「非常に高 い」英語能力を有する全ての国が HDI によっ て『人間開発の達成度が非常に高い』と評価 されています。

必要不可欠なスキルとしての英語

英語が今日におけるコアスキルである証拠 がこのレポート内には示されています。以上 を鑑みても、英語は国語や数学と同等のレベ ルで教育、試験されるべきでしょう。過去20年 間で英語の重要性が増したことを考慮する と、現在の子供たちが社会人になる時には実 務に役立つ優れた言語力が今以上に必要不 可欠となっているでしょう。

グラフA: 英語と収入

一人当たりの国民純所得(2005年実質米ドル) EF EPIスコア 参照: 世界銀行 (2014)

グラフB: 英語と生活の質

人間開発指数(HDI) EF EPIスコア 参照: 国連人間開発報告書 (2015)

個人の収益力と英語

この図表では、各 EF EPI 能力レベルに含まれる国々の一人当たりの国民純所得の平均を示しています。 このデータは、英語スキルと個人の収益力の間にある明白な関係性を示しています。

能力レベル:

  • 非常に高い
  • 高い
  • 標準的
  • 低い
  • 非常に低い
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