韓国人のように食事をしよう！

韓国料理は世界中で人気ですが、実際に韓国に行くと、また一足違った食文化を体験できます。韓国料理の背景にある文化や伝統を知るには、ソウルを訪れるのが一番です。

ソウルで韓国語を学ぼうと計画している人も、ソウル旅行を予約しようとしている人も、地元の人のように韓国料理を食べるための、韓国料理とその食文化についてご紹介します。

最初に、ビビンバとプルコギを試そう

ビビンバとプルコギは、試してみる価値のある2大料理です。ビビンバは、季節の野菜や肉、目玉焼きなどを彩りよく盛り付けた丼ぶりです。この料理はコチュジャンで味付けし、食べる前に丼の中の混ぜ合わせます。プルコギは、漬け込んだ薄切り肉（通常は牛肉ですが、鶏肉や豚肉でも作れます）を焼いたり、炒めたりする伝統料理です。

発酵させる

キャベツの葉を唐辛子と一緒に発酵させたキムチは、韓国料理の基本です。発酵させることで、ピリッとしたうま味が生まれ、腸の健康に良い微生物がたくさん入っているキムチが誕生します。家庭でも簡単に作ることができるのが魅力です。衣に加えて揚げれば、キムチチヂミと呼ばれるサクサクでスパイシーな料理にもなります。

グリルする

焼肉（K-BBQ）は、韓国文化の重要な役割となっています。仲間を集め、テーブルのグリルを使って一緒に肉を焼き、バンチャンと呼ばれる様々なおかずをシェアします。甘みとナッツの風味を併せ持つ濃厚なチリソースやサムジャンは欠かせないですね。レタスやサンチュの葉にスモーキーに焼いた肉を山盛りにして、舌鼓を打ってみてください。

食事の時間

韓国の食事の時間はアメリカに似ています。仕事が始まる前の午前7時頃に大きな朝食を取り、午後12時過ぎに軽い昼食を取り、午後6時から8時の間に大きな夕食を取ります。

典型的な韓国の朝食は塩味ベースで、蒸し米や」スープ、キムチ、もやしで構成されています。トーストや卵などの洋風朝食は、都市部の若者の間で人気が高まっています。

昼食は短時間で済ませることができ、麺類やご飯にバンチャンやスープを添えることもあります。夕食の中心は、ご飯や汁物、漬物であす。これに焼き肉や煮物、季節の野菜など5品までのおかずがつくことが多いです。

シェアは思いやり

食事は、みんなで分かち合うものです。食事の席では、すべての料理がテーブルの中央に置かれ、誰もが好きな料理をそれぞれ試すことができます。

マナーに気を付ける

韓国では、一般的に箸とスプーンを使います。お椀やお皿は常にテーブルの上に置いておかなければならないので、スプーンはスープをすする手間が省けるし、ご飯を食べるときにも使います。また、韓国のお葬式やお寺のお供え物のように見えるため、箸をご飯の茶碗に直接突っ込んではいけません。間違って誰かを侮辱しないように、お椀か備え付けの小さな台の上に箸を置くようにしましょう。

食事マナーの基本を身に付ける

ソウルのレストランであれ、韓国人の友人宅での食事であれ、テーブルマナーを守ることは敬意を表すことに繋がります。ここで覚えておきたいのは、韓国では「年齢」が大切であることです。テーブルの中で、一番年上の人が先に食事をすることが多いため、その人が食べ始めるのを待ってから自分の食事を始めます。また、テーブルの最年少の人は、ドアに一番近い席に座ります。もしあなたが主賓なら、ちょっとしたプレゼントを持参したり、心のこもった感謝の挨拶を伝えるのも良いでしょう。

それでは、韓国での食事を楽しんでください！