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英語で英語の授業の現状

英語で英語の授業の現状

大学で専門科目を英語で教える

日本の大学のグローバル化が待ったなしとなっている昨今、その一環として海外の大学からの留学生を増やすことはどの大学も急務となっています。日本語学習を充実させる一方で、英語による授業の提供、そして日本人と留学生が同じ教室で学ぶニーズがますます高まっています。

その中で注目されるのが、内容言語統合型学習理論(クリル CLIL:Content and Language Integrated Learning)です。CLILとは専門科目の学習と、語学学習を統合した教え方で、これは多言語のヨーロッパで急速に広まった教授法です。具体的には、スペインの小学校で美術を英語で、オランダの高校で地理を英語でという教え方がされています。色の名前を英語で覚えながら、何色と何色を混ぜると何色になるという知識、そしてそれを英語でどう表現するのかということを同時に学んでいきます。このような教え方は、日本の場合、まずは大学レベルでこのような教え方が必要とされてくると考えられますが、専門の先生が語学も教えるとなると、それなりの教授法を学ばなければなりません。また実際の授業で、内容の学習と言語学習がどのようなバランスで取り上げられるのがいいのか、日本人の学生にとってのメリットなど課題は山積しています。

ケンブリッジ大学英語検定機構が開発した英語教授知識認定テスト(TKT: Teacher Knowledge Test)の専門モジュールにもCLILがあり、第二外国語を介して専門科目を教えるのに必要な基礎知識を学ぶことができます。

英語で教える「資格」を取得する

-Teacher Knowledge Test****について

英語で英語を教えることは、今までの授業をそのまま英語でというわけにはいきません。本来の目的である生徒が英語に触れる機会を増やし、授業をコミュニケーションの場とするためには、それなりの教え方があります。その教授法を学びながら、学んだことを確認していける世界標準のテストがケンブリッジ大学英語検定機構が開発した英語教授知識認定テスト(TKT: Teacher Knowledge Test)です。

TKT試験科目が実用的で、モジュール制になっているので、必要な科目から学び、試験を受け認定証を受け取ることができます。

TKT****の基本モジュール

**モジュール1:**言語教授に関する基礎知識と背景
**モジュール2:**指導案作成
**モジュール3:**授業マネジメント
**TKT****プラクティカル:**プラクティカル(指導力評価)

専門モジュール

TKT:KAL (Knowledge about Language)
TKT:CLIL (Content and Language Integrated Learning)
TKT:YL (Young Learners)

EFでは日本国内および、海外各校でTKTモジュールを学べる短期集中セミナーを提供しています。詳しくはお問い合わせください。

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