GO Blog | 留学・海外留学はEF
EF Education Firstからの旅、言語、文化に関する最新情報
Menu

海外で働く、実現までの12のステップ

海外で働く、実現までの12のステップ

海外で働くことはは一生に一度の経験に留まりません。国際舞台での活躍の第一歩であり、世界中を就職活動の対象にすることができるのです。語学力も然ることながら、異文化の中で仕事を進めていくスキルや今までの経験など総合的にまとめると、可能性は広がるばかりです。要するに言いたいことは…海外就職の機会があるならば、ぜひ挑戦してほしい!ということです。しかし国内での転職は疎か、海外就職なんてハードルが高い。と感じているあなたへ、海外就職への心の準備をする12のステップをご紹介します。

1.海外で働く為に必要なビザや就労許可証について知ろう

どれだけ計画を練っても、滞在国のビザ(または就労許可証)が無くては話になりません。そこで先ずは、海外就職に必要なビザや労働許可証、それらの申請に必要な書類について調べることから始めましょう。申請にはお金と時間がかかることも考慮しましょう。ビザの有効期限も確認が必要です。就労している限り滞在が認められるのか、ビザに記載された期間のみ滞在が許されているのかなど、規定を確認しましょう。

2.現地での平均生活費と給与を調べましょう

海外就職で最も気になる「お金」のはなし。就職が決まるまでは具体的な数字までは分かりませんが、職種別の平均月給や滞在先の大よその生活費の見当はインターネットで情報収集ができます。集めた情報をもとに、生活費(家賃、光熱費、税金など)を引いた後、手元に残る金額を計算しましょう。せっかくの長期海外経験なので、現地の生活を楽しむためにも、上手くやりくりをしたいですね。

3.海外就職と住居の見つけ方

希望の滞在先が決まったら、現地での就職活動や住居探しの難易度をリサーチしましょう。現地での通勤方法もリサーチしておき、就職活動や毎月の生活費にどう影響するか下調べが必要です。フリーランスの仕事などがある人も、念のため現地での職を探しておきましょう。

4.有給休暇の日数

海外就職の理由の一つは、各地へ旅行へ行ったり異文化を体験することです。その為には有休休暇を利用する必要がありますね。就職し立ての時期はあまり気にならないかもしれませんが、有給休暇(と、病欠)の日数は国によって大きく異なります。仕事ばかりでどこへも旅行へ行けないなんて、せっかくの海外経験が無駄にしないためにも、そして時には日本へ帰国できるように、休暇の日数を確認しておきましょう。

5.海外で働く為のネットワーキングを始めよう

異国では自分なりのコネクションを持っていることは不可欠です。世間話が苦手でも大丈夫。ソーシャルメディアを利用して、気になる業界の人と繋がりましょう。求職中であることを周囲に伝えておけば、ひょんなことからラッキーな求人案件が舞い込んでくるかもしれません。なので、ツイッターやLinkedInでアカウントを作成しグループや掲示板に参加して、あなたと似たような境遇の人や現地の人へ積極的にアプローチしていきましょう。

6.滞在先についてリサーチしよう

休暇で海外を訪れた時は、見るもの・聞くもの、すべてが素晴らしく感じられますよね。水を差すわけではないのですが、実際にその国に住むとなると状況は異なります。生活費、税金の支払いや、時間通りに運行しない交通機関との格闘などが待っています。休暇で訪れた際はビーチの真横に滞在したかもしれませんが、実際に住むとなると住居の選択肢は変わってくるでしょう。バケーションモードで物事を計画するのではなく、現実的な目線でプランを立てるように心がけて下さい。「本当にこの国・街で生活できるか?」不安に感じるなら、現地に下見へいくのがよいでしょう。地域の様子を肌で感じ、現地の人と会話をすることで具体的なプランを描けるきっかけになります。海外就職を目指していることを現地の人に伝えておけば、何かしらのコネクションを気づけるかもしれませんよ。

7.現地の人の就職活動を真似する

就職活動のスタイルは国や地域によって異なるアプローチ方法があります。履歴書やカバ―レターなど沢山の書類を用意する場合もあれば、人の紹介などコネクションを重視する文化もあります。現地の人がどのように仕事を見つけているかリサーチをして、同じ方法を利用して可能なら出発前から就職活動を開始しておきましょう。現地のリクルーティング会社に登録する必要があるかどうかも、この時点でわかりますね。

現地の人ではありませんが、世界各地で様々な形でお仕事をされている日本人は沢山います。海外で活躍する日本人のブログをいくつかご紹介します。

  • カナダのバンクーバーでウェブ制作に携わる、「バンクーバーのうぇぶ屋」さんのサイトです。

  • 世界一周をしながら生活を立てているブロガー、またよしれい さんの「Last Day.jp」。

8.英文履歴書とカバーレターを準備する

仕事の探し方の「いろは」は分かりましたので、就職活動をスタートするために必要な書類を揃えましょう。目指している業界や国における、英文履歴書のスタイル(レイアウト、内容、形式)やカバーレターの書き方をマスターしましょう。前職からの推薦状の有無や数、その他提出が必要な書類についても確認をし、取り寄せておきましょう。

9.卒業証書や資格の証明書について確認しておく

あなたの学歴やスキル、過去の職歴によって、滞在国から追加で言語スキルの証書やその他資格の証明を求められるかもしれません。エントリーする求人の応募条件をよく読み、必要な書類はどこで、いつ、どのように入手できるのかリサーチしましょう。書類によっては余分に時間や料金がかかる場合もあります。英語のレベル証明が必要なら、気軽に英語のレベルをチェックできるEF SETを試してはいかがでしょうか?(英語テスト受験ガイドもご参照ください)

10.異国へ降り立つ心の準備

新しい経験を積むこと、新しい人生の1ページを開くこと、自分の見聞を広めることーこれらは多くの人が、海外就職を目指す動機となっています。頭では分かっているつもりですが、実際に現地へ行くとカルチャーショックやホームシック、自国との違いに多くの戸惑いを感じるかもしれません。あなただけでなく、海外で生活する人に必ず訪れます。だからこそ、これを成長の機会を捉えてほしいし、一生に一度の思い出を作っているのだと、心に止めておいてほしいのです。

11.プランBを用意しておく

もちろん、万事順調に進んでいくと信じていますが、予期せぬ事態が起こった場合に備えて代替案(プランB)を用意しておきましょう。例えば、予想に反して就職活動が長引いた場合に、無職の状態で何か月間生活していけるのか、必要な貯金額を確認しておきましょう。その為には日ごろから、緊急事態に備え計画的に貯金をすることも大切ですね。

12.あとは飛び立つだけ!

海外就職へ向けて、あとは現地へ飛び立つのみ!幸運をお祈りしています!

GOニュースレターから最新の旅、言語、文化に関する情報をゲット。登録