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ロンドン 黒澤号さんの体験談

出発時29歳でEFロンドン ラッセルスクエア校(イギリス)にて2週間勉強され、ホームステイを体験されました。
ロンドン 黒澤号さんの体験談

Q1:留学をしようと思ったきっかけ・理由は?

A:自分の可能性を広げる為です。 自分の仕事に疑問を感じていたのと、英語を通じて友達になった中国の友達が日本へ留学する

事、10 年勤続の褒賞として頂いた 2 週間の休みがある事が重なり、留学を決意しました。

Q2:留学前の語学のレベルは?

中級

Q3:出発前にどのような準備をしましたか?知っておけば良かった情報等ありますか?

A:◆出発前の準備 留学するために必要な事務手続き(入国審査など)、お金の持っていき方、現地での通信手段は入念に確認しました。旅行ガイドブックも買いましたが、観光地の情報よりも現地のトイ レ事情や交通事情などを中心に確認して、観光は二の次にしていました。

それでも、学校でできた友達から行って良かった場所などを教えてもらったり、学校のアクティビ ティに参加したので、観光も十分に楽しめました。

◆知っておけば良かった情報 自分も含め、ロンドン校ではホームステイ先との問題に直面する生徒が少なからずいるようで、長期の留学だったら寮を選択した方が良かったのかもしれないと思っています。

お気に入りの友人との写真

クラスメートとの写真

Q4:クラスの雰囲気やクラスメートの国籍を教えて下さい

A:クラスの雰囲気は担当の先生に大きく左右されます。 声色が厳しく、授業についていくのが大変な先生もいれば、終始穏やかな雰囲気で授業を進め

る先生もいます。しかし、声色が厳しい先生でも、違う科目の授業では冗談交じりで雰囲気が全く 違うこともありますし、その厳しい先生のことを、他の先生よりも真剣に英語を教えてくれていると評 価する生徒さんもいました。 他の国の生徒さんは日本人とは違い、授業中に積極的に発言する方が多いです。負けじと質問し ようとしてうまく質問できなくても、受け入れてくれる雰囲気があります。

クラスメートは科目ごとに変わるので一定していませんが、自分が知る限りでは、中国、ブラジル、 メキシコ、スペイン、イタリア、スイスなどから来ている方がいました。その他にも、ドイツ、ロシア、ト ルコ、チリ、台湾、韓国など世界中から生徒が集まっています。

Q5:お気に入りの友人の紹介や出逢いのエピソードなどがあれば教えて下さい。

A:自分の場合、何度か話をしているうちに自然に友達になることが多かったです。 日本人として生活していると、考えていることを伝えないことが多いのですが、そこを包み隠さずに素直に伝えていたのが良かったのかもしれません。

ドイツ人の友達に、「日本人は夫が妻に I love you を言うことがないけど、ドイツ人は言うの?」と 聞いてみたり、スペイン人の友達と写真を撮っていたら「日本人も写真を撮るのが好きだよね」とい う話になったり、それぞれの国の文化の違いや似ているところから話が盛り上がることが多かったと思います。

自分の中でお気に入りの友人というのはなく、それぞれ違うバックグラウンドと母語を持つ人達が 互いに友達になれたこと自体が素晴らしいことだと思うので、友達全員にそれぞれ特別な思い出が あります。

放課後の過ごし方

学校内の風景等

Q6:放課後の過ごし方を教えて下さい

A:観光したり、宿題をやったり、自習していたりと様々でした。 観光としては、学校主催のパーティーなどに参加したり、パブで友達と飲んだり、Comden Townや Covent Garden などへスペイン人の友達と観光したり、日曜日には学校主催のアクティビティー でソールズベリーとストーンヘンジへ行ってきました。

日本とは違い、パーティーでの催し物はなく、自分達で自由に楽しむというスタイルが 新鮮でした。

自分はインテンシブコースだったので比較的授業時間が多く、8 時半から 18 時頃まで授業があ る日もあれば、朝 10 時半頃から午後 3 時頃まで授業があったり、午後 2 時頃から 8 時頃まで授 業があったりと中途半端に時間がある日もあったので、そういう日は学校から徒歩で行ける大英博 物館で過ごしたり、もう少し離れたナショナル・ギャラリーへ行くなど、短い時間で観光して過ごすこ ともありました。

学校には自習室や授業がないときには自由に使えるパソコン室があるので、さきほどの 中途半端に時間があるときには、まず学校へ行って勉強するなり、そこで会った友達と話 をするなどして過ごすこともありました。

Q7:帰国後役に立っていると感じる経験やスキルを教えて下さい

A:文化の違いを感じることそのものが良い経験となっています。 これは私見なのですが、ロンドンの方たちは平等感を大切にしているようです。当初、食べ物を頼む際に、~, please.と頼んでいたのですが、その際、相手が不機嫌な表情をする のを感じたので Could you ~と頼むようにしても、まだ妙な表情をするので不思議に思って いると、現地の人と思われる人達が、Can you ~と頼んでいるのを聞き、それを真似すると 自然に応対してくれたためです。その経験から、日本で接客を受ける際にも相手を気遣う ことを以前にも増して意識するようになりました。

しかし、ロンドンでは平等感を大切にしていると感じていても、トラブルに遭って本当 に困っている際には Could you help me?と尋ねるなど、日本人の感覚も大切にしています。

加えて、授業や日常会話で慣れない英語を使って話しているので、互いの認識が合っているの か勇気を出して質問した経験は、日本に戻ってからも役に立っています。

Q8:今後の目標やご計画などあれば教えて下さい

A:短期、中長期的にいろいろと考えています。

短期的には 3 月に予定している TOEIC テスト受け、最低でも 800 点程度はとることです。英語の

勉強は他の国の人達との会話を楽しむために始めたものですので TOEIC には無関心だったので すが、転職活動をする中で点数を求められてしまうので、自分の力を示す証拠としてテストを受け る予定です。

中長期的には、英語を含む自分のスキルや経験を活かせる職へ転職を計画しています。

学校でできた友達と、どこかの国で集まって食事をするのも夢です。その時までには Japanese English と言われてしまわないように自分の発音を改善しようと考えています。

Q9:これから留学をお考えの皆様へメッセージをお願いします

A:日本の社会人の方の場合、研修か仕事を辞めての留学を考えていると想像します。 仕事を辞めて留学される方のお気持ちを私は正しく理解することができませんが、EF Russel Square 校は、近くにロンドン大学があり講義を聴くこともできますし、様々なテキストを扱っている大 型書店も徒歩圏内なので、学校以外でも勉強の場があり、決意に見合うだけの成果を得られると思います。

自分と同じく短期を予定していて、短期の留学は意味があるのかお考えの方には、EF には世界中から生徒が集まっていることに注目して欲しいと思います。確かに、短期で英語を上達させるのは難しいです。

しかしそれ以上に、様々な文化やバックグラウンドを持った人達と知り合え、それぞれの考えに触れられることに単なる英語学習以上の価値があると思います。

社会人になったあとに勉強に集中できる時間を得られるというのは、とても貴重なことです。 「自分は今英語を勉強しているけど、勉強だけに集中できるから自分にとっては休日だ」とドイツ人 の友達が言っていました。

留学する機会を得られるのでしたら、留学することを私は強くおすすめします。

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