世界を旅する勇気を与えてくれる映画10選

旅行映画にはさまざまな種類があります。

主人公がA地点からB地点まで旅をし、その途中で重要な教訓を得るというもの。

主人公が異国の地でぶらぶらする冒険映画もあります。

今回は、旅が目的地となる映画に焦点を当て、荷物をまとめて世界を旅したくなるトラベルムービーをご紹介します。

1. ロスト・イン・トランスレーション

栄光の時代を過ぎた映画スターを演じるビル・マーレイと、少し孤独を感じる若い女性を演じるスカーレット・ヨハンソンが、東京で出会う。

このソフィア・コッポラ監督の名作には、巨大都市の喧騒がふんだんに盛り込まれており、文字通り、そして比喩的に、誰もが翻訳に少し戸惑っている。

この作品には、映画を観ていなくても聴く価値のある素晴らしいサウンドトラックが付属しています。

そして、象徴的なのが別れのシーン、きっと忘れることはできないでしょう。

2. ビフォア・サンライズ 恋人までの距離

実はこの映画は3部作の第1部で、『ビフォア・サンセット』と『ビフォア・ミッドナイト』も絶対に観てほしい作品です。

ジュリエット・ビノシュとイーサン・ホークが列車で出会い、ウィーンで一緒に降りることを決意します。あとはご存じの通り。

この3部作は、数十年にわたり、さまざまな国で展開されます。

人生の旅路、そしてソウルメイトというものが存在するかどうかという永遠の問いかけを描いた完璧な映画といえるでしょう。

3. イントゥ・ザ・ワイルド

実話と素晴らしい本を原作にした『イントゥ・ザ・ワイルド』は、放浪癖があるとどうなるかを教えてくれます。

この映画は、大自然の中で暮らすために、すべての人とものを捨ててアラスカまでヒッチハイクをするクリス・マッキャンドレスを追ったものです。

ネタバレは避けたいのですが、、マッキャンドレスはまさに期待通りのワイルドでクレイジーな人物です。

冒険は必ずしもロマンチックなものではありませんが、この主人公は夢を追うことについて私たちに教えてくれるでしょう。

4. モーターサイクル・ダイアリーズ

これも実話をもとにした映画です。エルネスト・"チェ"・ゲバラ（そう、あのチェ・ゲバラ！）と彼の友人アルベルト・グラナドが、オートバイで南米を旅する物語です。

この映画は映像の傑作で、息を呑むような美しさとドラマチックな場面に満ちています。

この物語は、2人の冒険家にとってまさに人生を変えるものであり、この特別な旅が他のロードトリップにはない歴史を形作ったと言ってもよいでしょう。

5. 星の旅人たち

マーティン・シーン演じる主人公トムは、突然の息子の死を乗り越えるため、エル・カミーノ・デ・サンティアゴの巡礼の旅に出ようとします。

当初、トムは息子の遺骨を引き取りにスペインへ行くだけでしたが、やがて自ら霊的な道を歩むことを決意します。この作品は、私たちがよく知っているテーマ-悲劇的な損失、思いがけない友情、人生で大切なものの探求に取り組みながら、美しい風景の中を旅していきます。

6. カールじいさんの空飛ぶ家

老人と空飛ぶ家、そしてしゃべる犬の映画は、旅行映画について語るときに最初に思い浮かべる人も少なくはないかもしれません。

ピクサーの『カールじいさんの空飛ぶ家』は、旅の夢を実現する勇気を描いた映画をアニメーションで表現できることを最も魅力的に教えてくれる作品です。

『カールじいさんの空飛ぶ家』は、何歳になっても旅の夢を実現できることを伝える感動的な物語なのです。

7. わたしに会うまでの1600キロ

人生の悲劇的な出来事を乗り越えるには、歩くことが良いようです。今回は、リース・ウィザースプーン演じるシェリル・ストレイドが、全長2000マイルを超えるパシフィック・クレスト・トレイルを歩く姿を追います。

この映画は、ストレイド自身が書いた本が基になっています。ハイキングの経験もなく、巨大なバックパックを背負って、あらゆる困難に打ち勝ち、人生を取り戻そうとする彼女を90日以上、1000マイルにわたって追いかけます。

8. A Map for Saturday

警告です。

この映画を見ると全てを放り出して、バックパッカーとして世界中を旅したくなるかもしれません。

いつも空想の旅の話をする人がいるかと思えば、実際に旅をする人もいます。

それも1週間や2週間ではなく、何ヶ月も何年も。

このドキュメンタリーは、バックパックに入るだけのものを持ち、果てしない放浪癖に導かれた、長い時間を一人で世界を旅する人たちを描いています。

9. スパニッシュ・アパートメント

もしあなたが留学を考えているのなら私たちはそのお手伝いをします、この映画はあなたの好みにぴったりでしょう。

フランス人のグザヴィエは、スペイン語を学ぶためにバルセロナに引っ越してきます。

彼はヨーロッパ各地から来た６人の人々とアパートをシェアし、国際的な笑いが繰り広げられます。

スパニッシュ・アパートメントは、友情が言葉の壁をいかに乗り越えるか、そして1年の海外生活がいかに人生を変えるかを、最高に楽しい方法で見せてくれます。(アーメン！)

10. ダージリン急行

父の死後、疎遠になっていた3人の兄弟がインドを列車で旅します。

美しい風景を楽しみながら、人生（と家族）の教訓を学ぶ準備をしましょう。

他のウェス・アンダーソン映画と同様、「ダージリン急行」はユニークなキャラクターと魅力的な奇抜さに満ちています。