【2021年留学体験談】コロナ禍でも留学できるチャンスにかけたマルタ社会人留学

2019年に大学を卒業し、現在社会人3年目の銅金さん。

社会人としてのご自身のスキルセットに漠然とした物足りなさを感じ、コロナ禍でも留学できるチャンスにかけたい！と昨年春に11か月のマルタ留学に挑戦されました。

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1．留学を通じて実現したかった新しい挑戦

これまで留学の経験はなく、社会人として働く中で漠然とした自分の視野の狭さと経験の乏しさを感じていました。そんな中、コロナ禍でも海外に行けるチャンスがあることを知り、全く新しい環境でどれだけ通用するか自分を試してみたいという気持ちが芽生えました。海外旅行ではなく実際に海外で生活をする、という新しい挑戦にとにかくワクワクしたことを覚えています。

自分の力を試したくて挑戦した初めての海外生活

２．現地で感じた日本とのギャップ

留学生活のあらゆる面で日本との違いを感じました。私はホストファミリーにお世話になりましたが、水や電気の使い方一つをとっても価値観が異なるので、かなり気を遣いました。学校の授業も、テストのための勉強をする日本のスタイルとは異なります。ディスカッションなどで話すことがメインなので、ゲームなども交えて楽しみながら学ぶことができました。

授業を休まず毎回出席していれば、着実に英語力がつきます。先生はネイティブで、どの方も親切で優しかったです。

３．マルタ到着後にロックダウンを経験

マルタに到着した4月頃はロックダウンの真っ只中で、授業も全てオンラインでした。その為、英語での授業やマルタの生活に慣れるのに苦労しました。家にいる時間が長く、趣味のギターで洋楽の練習に没頭していました。1~2ヶ月間が経ち、徐々に英語での授業や友人との会話が理解できるようになると、より生活が楽しくなりました。授業の後は決まって友人とビーチに行って遊び、ひたすら英語を話すことを心がけました。8月末のワクチン接種後は海外旅行が可能になったので、週末にヨーロッパの国を旅行して周りました。

ロックダウンが解除され授業後は決まって友人とビーチへ

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4．マルタにおけるコロナの状況

ロックダウン中のマルタのルールは厳しかったです。外出中は必ずマスクをして、3人以上で歩くことは禁止でした。これを破ると罰金があります。

ロックダウン解除後は、公共交通機関や公共施設でのマスク着用が義務づけられているのみで、街では現地の方もマスクをせずに歩いています。学校やレストラン、アミューズメント施設等ではアルコール消毒や検温等の予防もしっかり行われており、他のヨーロッパの国と比較しても感染予防の意識は高かったです。

5．これから留学される方、留学を検討中の方へ

長期で留学される方は、渡航先の条件がニーズに合っているかをしっかりと見極めることが重要だと思います。私の場合はコロナ禍で選択肢が限られていましたが、マルタの気温、食事、国籍比率、近隣ヨーロッパ諸国へのアクセスなどを考慮した上でマルタ留学を決めました。実際に現地に行ってからギャップを感じることのないよう、事前準備をしっかりすることでスムーズな生活を送ることができます。

また、充実した留学生活になるかは100%自分次第だと実感しました。何事も積極的に挑戦することが英語力アップに繋がります。常に楽しむことで、留学生活は必ず充実すると思います。