1年でペラペラになる方法

語学が堪能であることは、グローバル社会で生きるすべての人にとって最も需要のあるスキルです。また、コミュニケーション能力はAIが台頭する現在でも常に需要視されている能力です。

しかし、英語には75万語もの単語があり、日本語とはことなる文字を使います。他の言語を話せるようになるのは大変なことで、どの言語を選ぶにせよ、相当な努力と継続が必要です。しかし、語学学習をより効果的にするための戦略やコツがいくつかあります。

12ヶ月でペラペラになる方法

1～3ヶ月目

海外に移住し、現地の言語と文化にどっぷり浸かる

教室で学べることは限られています。本当にペラペラになるには、あらゆる場面で常に勉強している言語を使わなければならない生活に飛び込むことです。英語を学びたい人はたくさんのおすすめの場所があります。一年中天気のいいビーチが好きな方は、フロリダやカリフォルニアがおすすめ。大都会で毎日充実して過ごしたい方は、ニューヨークやシアトル、ロンドンなどがピッタリです。または、日本から行きやすく、時差も少ないオーストラリアやニュージーランドもおすすめです。スペイン語を学びたい人はマドリード、バルセロナ、プラヤ・タマリンド、ブエノスアイレスに移住しましょう。フランス語はパリかニースで数ヶ月過ごすのがおすすめです。移住するということは、毎日自分で考え、問題を解決しなければならない。時間が経つにつれ、言葉を理解し、適切な返答をつなぎ合わせることが自然にできるようになります。その土地のアクセントも上達し、知らず知らずのうちに気づいたら毎日練習しているようになるでしょう。

テレビを見る

テレビドラマのストーリーや台詞を違う言語で追ってみましょう。シーンの展開を見ながら会話を解読することで、脳の言語中枢が新しい情報をより興味深く、パズルを解くように理解し、学んだことをより覚えやすくなります。字幕を読むことは、文の構造を視覚化し、自分が聞いていることを本当に理解しているかを確認するのに役立ちます。英語学習にお勧めのドラマはたくさんあります。ファッションが好きなあなたは「ゴシップガール」や「プラダを着た悪魔」がおススメ！コメディが好きな方は「フレンズ」、「となりのサインフェルド」が刺さるかも。医療系が好きな方は「グットドクター」、「コードブラック」、「グレイズ・アナトミー」がおすすめです。

恐れずに質問しよう！

特に最初の数ヶ月は、まだ理解できないことが山ほどあるはずです。知ったかぶりをしないで、勇気を出して周りの人に聞いてみましょう。自分に置き換えてみて、困っている海外の方がいたら助けてあげたいと思いませんか？あなたが思っているよりも世の中は思いやりにあふれた人がたくさんいます。1つ勇気を出してわからないとき、困ったときは周りの人に質問してみましょう。研究によれば、授業で習うよりも調べた方が物事を覚えやすいそうです。

4ヶ月目～6ヶ月目

ポッドキャストを聴く

通勤時間に、学習している言語のポッドキャストを聞くことで、無駄な時間をずっと有効活用できます。「〇〇語の学び方」のポッドキャストをダウンロードし、話し言葉の翻訳に慣れるまで1日1つずつ聞いて、流暢さに磨きをかけましょう。例えば、BBCの短くて面白い「6 Minute English」シリーズは、手っ取り早く英語を上達させるにはピッタリです。次に、あなたが学んでいる言語で収録されているポッドキャストを見つけましょう。興味のあるトピック（映画批評や食べ物など）を選び、自然な話し方のペースや口語表現、台本のない自然な会話に慣れましょう。実際に会話をしていなくても、友達とおしゃべりをしている感覚とかなり近いので、英語力の向上が期待できます。

定期的に練習して学ぶ

どんなスキルでも、きちんと身につけるための鍵は「継続」です。語学の基本を理解し始めたら、スケジュールの中に定期的に座って集中する時間を設けましょう。少なくとも毎日1時間、混乱しがちな文法規則を復習したり、新しい動詞を一通り覚えたりしましょう。翌日も練習して、長期記憶に定着させましょう。 ローマは1日にして成らずです。粘り強くいきましょう。

タンデム学習

大きな声で話すことは、学習するための最良の方法のひとつですが、まだ自信がないうちは難しいかもしれません。同じような言語レベルのクラスメートと一緒に、タンデム語学学習を試してみましょう。

7ヶ月目～9ヶ月目

多読

本、古典文学、雑誌からシリアルのパックの裏まで、生活のあらゆる分野で、単語を正しい文章でつなぎ合わせて読むことに慣れましょう。海外のニュースやブログ、ソーシャルメディアで人気のウェブサイトをフォローし、FacebookやInstagramをスクロールする時間を言語学習のチャンスに変えましょう。教科書は、丁寧な会話や、バスの切符を買うための準備にはなりますが、言語への理解を広げる最善の方法は、読むもの教科書だけでなく多様化することです。

もっとテレビを見よう

字幕なしで会話を追うコツをつかんだら、難しい内容のものにステップアップしよう。スペイン語を学習している人は『ロス・ティエンポス・デ・パブロ・エスコバル』を見て新しいスキルを試してみましょう。このドキュメンタリーシリーズは、麻薬王パブロ・エスコバルの生涯を追ったもので、全編スペイン語です。フランス語なら、「Oh La La, Hollywood Speaks French」がおススメです。世界で最も聡明な革新的頭脳から興味深い新しいアイデアを得られるだけでなく、プレゼンターが明瞭かつ直接的に話すので、簡単についていけるようになります。英語を学習中の方は、自然科学系の語彙を強化できるナショナルジオグラフィックや、時事的な知識や単語を深めたい方はBBC ドキュメンタリーが最適です。

10ヶ月目～12ヶ月目

実際に話してみよう

語学学習ポッドキャストコースを修了したら、ヘッドホンをしまって、実際に人と話してみましょう。クラスの外で流暢なネイティブ・スピーカーと友達になり、その国の言葉だけで会話することを意識しましょう。文字通り、これ以上の練習方法はありません。海外に移住したのなら、趣味を持つことは、同じ趣味を持つ新しい人々に出会う簡単な方法です。

あごを上げて（チン アップ）

この風変わりな英語フレーズは、簡単に言うと「前向きに」という意味です。言語を学ぶのは大変なことです。もう少しでペラペラになりそうな日もあれば、脳が全ての外国語をシャットアウトする壁を作ったように感じる日もあるでしょう。本当に高い壁です。落ち込む代わりに、苦戦していると感じたら、これまでの数ヶ月を振り返って、自分がどれだけ進歩したかを実感する時間を取りましょう。昔の授業ノートを10分かけて読んだり、簡単な文章を翻訳したりすれば、以前よりずっと簡単に感じ、自分の成長を実感できると思います！根気よく続ければ、必ず努力は実ります。