アメリカ高校交換留学体験談 (Aiさん／カリフォルニア留学)

高校交換留学のきっかけは母に「高校生になったら1年間留学してみたら？」といわれたこと。小学生で英会話を通い始め、英語が大好きな小さな女の子でした。サンディエゴで私は素敵なホストパパ、ママにシスターと2人のブラザーの元1年間過ごしました。

ホストファミリーは軍人家族だったこともあり、私は学校でJROTCというアメリカ軍士官候補生を育てるクラスを受講しました。JROTCは実際のアーミースクールが行う内容を元軍人の先生から教えてもらいます。他に、スペイン語のクラスを受講してました。英語でスペイン語を学ぶ事で効率よく英語を勉強することも出来ました。

サンディエゴはメキシコとの国境にあるため、スペイン語しか話せない生徒もたくさんいて、隣の席に座っているESL（英語を母語としない）生徒にスペイン語を少し使って授業を教えられるようになりました。わたしの学校はESLの生徒が7割を占め、英語、スペイン語、ベトナム語、タガログ語が飛び交っていました。

わたしがアメリカ高校交換留学を通して学んだことは「感謝」と「愛」と「何事も自分次第」。 まず、私の未来への投資と言って背中を押してくれた親、そしてわたしを家族として受け入れてくれたホストファミリーに感謝しています。彼らと一緒に暮らす内に、頼りない英語力で1人アメリカに飛び込んだ私を支えてくれた「ホストファミリー」は「家族」に変わりました。留学は一年で終わっても、出会いは一生続くものです。これからも私は日本とアメリカに帰る場所があります。
そして、何事も自分次第だということ。留学中は様々なチャンスがありますが、記憶に残るような経験をするのも後悔するのも全て自分次第だということを感じました。留学生活を通して「今目の前にある物事を楽しむ力」がつき、自分自身に自信がつきました。

留学生活は決して楽しいことだけではない分、特別な経験が待っています。変わりたい、経験値を高めたい、家を出たい、英語が話せるようになりたい、留学に行く理由は人それぞれ。納得のいく留学、自分がヒロインの人生を歩む一歩になればと思います！ たくさんの後悔や失敗があったけれど、これからの人生の糧になる経験を高校留学通してできました。人生やり直せたとしてもまた高校交換留学に行きたいと胸を張って言えます！