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ニューヨークでは刺激的な体験が待っている。ニューヨーク留学体験談

英語を英語で、かつ楽しい方法で子供たちに教えることができる先生になるため、EFニューヨーク校で長期留学を体験してきた堀川さん。留学時のご年齢:19歳
ニューヨークでは刺激的な体験が待っている。ニューヨーク留学体験談

ニューヨーク留学 体験談

アメリカ、ニューヨークに10ヶ月間長期留学をされた堀川さんに、現地での滞在方法、週末の過ごし方、クラスの雰囲気などについてインタビューしてみました!実際にニューヨークで長期留学をした先輩の体験談を参考にし、今後の留学に役立てよう!

Q1留学をしようと思ったきっかけ・理由は?

A: 留学をしようと思ったきっかけは海外ドラマgleeです。私が中学生の間所属していた音楽部では、ミュージカルコメディードラマ、gleeの曲を歌う機会が多々ありましが、当時の部員のほとんどの英語能力は乏しかったため、ALTのジェシー先生が部活に顔を出してくださり、特別に英語の発音指導を受けることができました。これをきっかけに英語の歌詞につまることなく歌うことができる楽しみをしり、英語という科目自体が好きになりました。そこで英語を本格的に勉強して、いつかジェシー先生のような、英語を英語で、かつ楽しい方法(当時の場合は歌と交えて)で子供たちに教えることができる先生になりたいと思い、そのためには海外留学をして本格的に四技能を学んでみたいと思うようになったため、留学に踏み込むことができました。

Q2:留学先の都市を選ぶ決め手はありましたか?

A:  留学先の都市は「放課後に何をしたいか」で決めました。私の場合は10ヶ月の長期留学で、放課後、週末に費やす時間が留学生活の半分くらいを占めるとわかっていたからです。放課後したかったことは、ビーチでのんびり、とかではなく、ブロードウェイ・ダンスセンターというダンス学校の生徒として、ジャズのレッスンを受けるという明確なプランがあったため、必然的にニューヨークという選択でした。またニューヨーク校は世界のEFの中でも校舎サイズが最大なため寮や食堂、ジムなどの施設が整っている部分も後押しになりました。

Q3:クラスの雰囲気やクラスメートの国籍を教えて下さい。

A:  クラスの雰囲気はもちろんレベルによって全く違いますが、Bレベルの間は先生方もゆっくりしっかり話して下さり、授業というよりはペアやグループワークで英語に楽しく慣れていこうといった楽しい雰囲気でした。週に2回ほど机のないソファだけの部屋で、想像を働かせてグループで物語を進めていくカードゲームなどは面白く今でも記憶に残っています。

Cレベルにあがるとそういったものが一気になくなり、英語は難なく話せる前提で、先生をまきこみクラス全体で、正解のない問題(倫理学など)についての議論したりしました。日本語でもこういった問題を話し合うのは難しいと思いましたが、発言しないと参加できないので頭をフル回転で食いついて行きました。

クラスメートの国籍については、約1年間でB2→C2までを経験しましたが、レベルによって様々でした。B2の時は南米アジア、あとはサウジアラビアの生徒が多かったです。C1ではフランスがほとんどを占めるようになり、トップのC2はオランダ人が9割という印象でした。(*EFは学習レベル分けにヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)を採用しております。)

Q4:滞在先での様子や思い出などについて教えて下さい。

A:

ホストファミリー:

ホストファミリーのメリットは、アメリカの文化や現地の風習などを肌で感じ、学校だけではあまり出会うことのできないネイティブスピーカーの方との出会いがあるところです。留学生活の前半7ヶ月間に、私はホワイトプレンズとオスニンという地域で二つのホストファミリーを経験しました。

一軒目の家族は70代のホストマザーのみで彼女は自宅にあまりおらず、自由に動きたい学生にはぴったりの家庭でしたが、留学生活の最初はもっとネイティブと話す機会を持ちたいと思っていた私には物足りなく感じたので、ホストファミリーを変更してもいました。ホームステイ滞在は家庭によって条件はかなり異なるというのは確かですが、合わないと思ったらレジデンスオフィスのスタッフに相談すると変更可能(空き状況による)なので、日本のスタッフさんに相談するより現地で自分で即行動することをお勧めします。

二軒目のホストファミリーの家族構成は40代のホストマザー、マザーの旧友、ルームメイト一人と私、といった形で、家自体も学校からもバスで20分ほどのとても通いやすい場所に位置していました。また、ホストマザーはニューヨーク生まれニューヨーク育ちのため、歴史や、おすすめの場所、ライフハックなどなんでも知っている方でした。毎日「今日はどうだった?」、「どんなことを学んできたの?」、などと積極的に会話を進めてくださり、すぐに仲良くなることが出来ました。また、留学中に日本で関西地区が大型台風に見舞われ、実家付近が大きく災害の被害を受け、情緒不安定だった私に大丈夫、とそっと抱きしめてくれた時の優しさは忘れられません。

・寮:

後半では寮も経験しました。一番のメリットは通学時間ゼロなところです。EFニューヨーク校の寮は学校内に位置しているため朝がとても楽でした。また朝食と夕食も滞在費に含まれているので、決まった時間内に校内の食堂リタホールに行くと、バイキング形式で食事をとることができます。アメリカ食文化にどっぷりつかりたい、という方にはリタホール(食堂)での食事をお勧めします。しかし合わない、しんどいという方も心配しないで下さい。というのも、寮にはキッチンと冷蔵庫があるので自分で調理も可能です。私も滞在後半は、日本食や韓国の友達とコリアン料理を自炊していました。

寮生活の中で大変だった点は、部屋が4人部屋で、かつ隣の部屋の子達とシャワーとトイレをシェアしないといけない点です。しかしそれは朝にシャワーを浴びるのはなく、夜にしてしまえば大体時間が被らないので自分が怠惰にならなければ大丈夫です。

ルームメートの国籍はフランスとチリとコロンビアでワイワイいつも楽しかったです。特に楽しかった思い出はハロウィンの時仮装をして、ニューヨークのハロウィンパレードに参加したことです。また、クリスマスの時期はロックフェラーやセントラルパークのアイススケートリンクなどに遊びに行きました。

Q5:放課後や週末の過ごし方を教えて下さい。

A:

・美術館:

ニューヨーク市には約100の美術館がありますが、学生のみ無料で入館できるものもたくさんあるので時間があればよく通っていました。「Free 〇〇 New York」で多くヒットするはずなので検索してみてください。

・ブロードウェイ:

週末はダンス学校で、本場のブロードウェイの役者さん達によるレッスンを受けていました。ブロードウェイといえば、チケットを安く買う一つの方法としてheadoutというアプリがお勧めです。席を細かくA列3番などと細かく設定はできませんが、ブロック単位(一階席の前や、二階席の後ろ、など)での指定ができます。当日までどの席になるかがお楽しみという点は少し不安ですが、破格の値段で鑑賞することができるため、二回目以降は常にこのアプリを使っていました。

・ショッピング:

ショッピングならSOHOエリアがお勧めです。ブランドものは5番街が有名ですがSOHOはよりカジュアルで若者向けのおしゃれな感じです。インスタ映えのカフェなども大概ここに集まっていると思うので週末ルームメートと遊びに行く場所に迷ったらとりあえずCanalかSpring駅でおりてみましょう。

Q6:持って行って良かった/持っていくべきだった逆にいらなかった等、持ち物に関してこれからの生徒さんにアドバイスをお願いします。

A:

・持って行ってよかった物:

多様な風邪に効く薬(パブロンエースプロ)、爪切り、数本の歯ブラシ(アメリカサイズはとにかく大きい、特に歯ブラシ)

・持っていくべきだった物:

問題集(バイトができない分かなり自由な時間があるため)、多めの現金(Uberの割り勘はつねに現金だった)、トランク(一つで渡米したものの帰国の際にもうひとつ買う羽目になった)、多めの下着と服(ホームステイ先に洗濯機がついていないことがよくあるため、洗濯はコインランドリーで週に1回といったパターンを想定するのがよい。もしくは安いものを現地で購入)

・必要なかった物:

日本食(H martというアジアンスーパーが学校から車で10分のところにあるため)

Q7EFのスタッフはいかがでしたか?

A:

・日本オフィス→山瀬さんはいつでもラインで相談にのってくださる京都オフィスの頼れる担当さんでした。ありがとうございました。

・現地スクール→レジデンス担当のミゲルに限らず、現地スタッフは口頭だけでは用件を忘れられることが多いため、何かある/あった際は①口頭確認、②メールで再確認、③オフィスに訪問、この三つが最低でも必要です。これは日本にいるとなんで?と思うことが多いと思いますが、今思えばアメリカの文化体験だったなと思います。「私たちの当たり前は世界の当たり前ではない」という、ある意味当たり前なことに気がつきました。

Q8:日本と海外との違いで「面白い」「興味深い」と思った点は何ですか?

A: 日本ではあり得ない!ニューヨークって面白い!と思ったことはたくさんあるのですが書ける範囲で紹介します。例えば、駅構内で急にサックスパフォーマンスが始まるところ、トイレットペーパーを流さない人がいるところ、警備員が常に銃を常備しているところ、バスや電車が遅れても怒り出す人がいないところ、自販機でさえもクレジットカードで支払うところ、暖かい飲み物は自販機で売っていないところ、より多くのお金をもらうために身体障害者(偽の杖など)を偽装しての物乞いの人が多かったところです。

Q9:留学をする前と後で自分自身について変わったと思う事、役に立っていると感じる経験やスキル、留学に行かないと得られないものを教えて下さい。

A:

・自身の変化:

今振り返ってみて自分自身が変わったと思うところはいくつかありますが、留学前と比べて今の私は格段に物事をポジティブに考えることができるようになったと思います。ホームステイ先を変えてもらうとき、どうして留学生活序盤から…などと悲観的に考えていましたが、**悩んでいるだけではだれも助けてくれないことからまず行動、ということで動き出しました。**自分の意思をはっきりと、かつ丁寧に英語で伝えようとするのは序盤の私にとって大きな試練でしたが、スタッフとの面談を繰り返すにつれどんどんスムーズに受け答えができるようになったのが自分でもわかるぐらい、コミュニケーション能力の面で成長できたと思います。それから「ピンチはチャンス」というのと、どんな困難も見方によってはポジティブに捉えることができるという考え方ができるようになり、留学前の今までの自分よりも物事の受け取り方が楽になった気がします。

・役に立っているスキル:

留学を通して、圧倒的にリスニングとスピーキングのスキルがあがりました。EF SETの基準を引用すると、B2の「複雑な文章の要点を理解できる。テレビ放送や生中継で使用される標準的な表現を理解できる。幅広い様々な単語を利用した文章を理解できる」、からC2の「聞くこと、読むこと全てを難なく理解できる。ネイティブスピーカーの会話を難なく理解できる。文学的な表現や複雑な文法の表現を理解できる」までレベルアップすることができました。

特にリスニングスキルを伸ばすのにEF語学学校を選んでよかった点は、英語を第二言語として話す生徒たちの英語(各国のアクセント)に耳が慣れた点です。文部科学省によると、世界の英語人口15億人のうち、ネイティブ・スピーカーはたった4分の1の3.8億人しかいない。残りの4分の3の11.2億人は、第二言語/外国語として英語を習得した非ネイティブ・スピーカーである、とあります。このように実際外に出てみると非ネイティブスピーカーと話す機会が多いため、国籍豊かなニューヨーク校で多様な国の英語をまなべてよかったと思います。この経験をいかして今は京都フリーウォーキングツアーでガイドとして活動しています。

・留学でしかえられないもの:

世界中の友達と異文化体験だと思います。異文化体験、これは短期でも味わうことは十分可能ですが、長ければ長いほどその文化に染まる自分をみることができ、興味深い経験ができるはずです。そのなかでもEFの良い点は留学先の文化体験だけではなく、多様な国からやってくる生徒がもつ文化も同時に体験できる点です。私はフランスの友達が多かったため、留学中にハグとキスの習慣が身につき、帰国後すぐはよく日本人の友達にやってしまい驚かれました。

Q10:これから留学をお考えの皆様へ、訪れた街の魅力や感じた事のメッセージをお願いします。

A: 夢を叶える街ニューヨークには、本当に様々な夢や目標を抱いた人が世界中から集まるのでとても活気があるイメージです。生徒の中には、将来親のファッション会社を継いだあとそのブランドを世界に展開したいという女の子や、コロンビアだけでなく世界でDJをしたいという男の子、その他にもグローバルな視野で将来について考えている子がたくさんいたため、私自身たくさんの刺激を受けることができました。もしこれといった目標がないとしても、きっとニューヨークでの生活では、自分が思っているよりもはるかにおおきな刺激的体験が待っているので、新しい自分に出会えるかもしれません。学校内外に関わらず、出会う人を一人一人大切にして留学生活を思いっきり楽しんで下さいね。

参考文献

EF SET B2  https://www.efset.org/ja/cefr/b2/ 2020.3.18

EF SET C2  https://www.efset.org/ja/english-score/cefr/c2/  2020.3.18

文部科学省 The English Club https://english-club.jp/blog/english-world-population/ 2020.3.18

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