EF Education Firstからの旅、言語、文化に関する最新情報
Menu

海外就職最新動向。2016年に海外就職を検討中の大学生・社会人の方へ!海外就職するためのテクニックご紹介(戦略編)

海外就職をしてみたい大学生・社会人の方へ。今回は、これから海外就職を検討中の方へ、海外就職における就職活動の戦略について、ご紹介したいと思います!

海外就職には4つのパターンがある!自分はどのパターンに当てはまるのか、まずはしっかり自己分析するべき。

人気のMBA留学ブロガーKeniさんによると、海外就職には4つのパターンがあるとのことです。Keniさんによると、実際に海外就職をしている人の多くは、以下の分類の複数のカテゴリに当てはまるといいます。海外就職を検討する際には、自分はどのようなパターンに当てはまるのか?どのようなパターンであれば内定をとれるだろうか?としっかり自己分析をすることが重要です。

0) 英語
普通に問題なく意思疎通を行えるビジネスレベルで話せる必要があります。留学したからといって、単純にそれだけで英語が伸びる事は見込みにくいので、ここに到達していない場合は、追加で何か努力をする必要があるでしょう。

 

1) 賢さで突き抜ける
いわゆる日本人とかっていう事を抜きにして、1ビジネスパーソンとして優秀さを買われて就職するパターン。例としては「Management consultingの英語圏のオフィスで働く」「多国籍企業の幹部候補育成プログラムに選ばれる(バックグラウンド無しで)」とかが挙げられます。これは稀有な例ですが、ちょこちょこ居たりもしますね。

 

2) 特殊でニッチなスキルで勝つ
過去の勤務経験や大学での専門から、世界中探してもそんなスキル持つ人中々いないだろという人に当てはまって就職するパターンです。例としては、「歯科医師×マーケティングの経験を持つ人が歯科医療機器のマーケティング職に就く」「再生医療の研究をしてた人が、再生医療のスタートアップに入る」「R&Dをしていた人が同様の仕事に就く」「ロボットの専門で研究開発してた人がその研究部門の管理側に入る」とかがあります。ニッチな分野で日本人であるって事を抜きにしても必要だよねって思われるパターンですね。

 

3) 言語に依存しないスキルで働く
言語に依存しないような、統計、プログラミング、財務会計、などなどのスキルは比較的日本語でも英語でも環境が変わらず、仕事ができる事が多いです。このスキルで仕事をもぎ取る人もたまにいますね。

 

4) 日本に関わる仕事に就く
日本企業や市場と関わっている会社でその担当者として仕事をするパターンです。日本の市場は拡大している訳ではないですが、汚職も少なく、市場も大きく、規制もある程度しっかりしているので多くの会社では魅力的です。また、日本語でないと仕事をする事が難しいため両方の間に立ってくれる人を探しています。友人も日本企業と提携する事になった欧州の企業の提携管理の担当者として最初は雇われていました。これは、海外就職という意味では、日本企業の海外支店とかも入ってくると思います。

普通に日本育ちの日本人の方がアドバンテージにしやすいのは、上記のパターンでいうと、「4) 日本に関わる仕事に就く」です。「日本語のスキルが大きなアドバンテージになる海外勤務の求人」はここ数年で一気に増えました。特に、2011年の東日本大震災以降、それまで東京に拠点を構えていた外資系企業が、東京オフィスをクローズし、シンガポール・香港に拠点を移すという事例が相次ぎました。日系企業であっても、海外部門などが部署ごと海外に拠点を移す事例も多数見られました。私が初めて香港で働き始めたのは2012年でしたが、当時私の周りでも、「東京で働いていたが、部署ごと香港に異動してきた」といった人が多数いる状況でした。

一方、「4) 日本に関わる仕事に就く」のみを頼りに就職活動を行う場合、海外就職には相当慎重になった方がいいでしょう。たとえば、日本人顧客相手のカスタマーサポートなど。その後のキャリアチェンジがしにくい職種(言い換えると、他の職種で汎用できるスキルが身につきにくい職種)に就いてしまうと、その後の転職で苦労する可能性が高くなるためです。

海外就職における英語の重要性は、職種によって異なる。英語力があるのは前提だが、最優先事項ではない。

海外就職をめざすにあたり、まずは英語の勉強をしなくては!と意気込んでいる大学生・若手社会人の方にお会いすることがありますが、そもそも求められる英語力は、職種によっても異なります。ネイティヴレベルの英語力が求められるのか、それとも社内コミュニケーションのみでビジネスレベルでいいのか、といったことです。英語力は高いに越したことはないとはいえ、目標にする英語力のレベルが明確であれば、対策を立てやすくなるでしょう。ここでは、デューク大学MBAの方のブログで、とても共感できる記事があったので、ご紹介します。

例えば、オペレーションやファイナンスなど、比較的に言語や市場特性に依存しない職種は、そのバックグラウンドがあるインターナショナルの学生もオファーを取っている印象です。一方で、より言語や市場特性に依存するマーケティングやセールス、コンサルティング等の職種については、アメリカでの生活経験がなく英語にハンデのあるインターナショナルの学生には高い壁となっています。また、アジア進出を狙っている企業などは、その国の出身者のMBA生を採用する場合もあります。

よく日本人の発言で、「流暢な英語を身につけて、外国人と互角に戦えるようになりたい」とか、「外国人と平等に勝負したい」といった言葉を耳にしますが、「高い英語力を身につける=海外で働いて、外国人と完全に同じ仕事をし、互角に戦えるようになる」という発想には非常に語弊があります。本当に海外就職をしたいのであれば、もっと正確に状況を把握し、自分のバックグランドを最大限生かせる戦略を考えるべきなのです。

セールスなどの現地人の顧客を相手にするような職種では、「現地人と互角に戦う」ことがそもそも不可能です。逆の言い方をすると、日本語は流暢に話せるものの、海外育ちの外国人が、日本の一般顧客を相手に同様の仕事ができるか?と考えてみるといいでしょう。このように語学力を身につければなんとかなるものではなく、母国語・現地人でないと出来ない職種というのは多数存在します。そのため、そうした職種で海外就職をめざす場合は、母国のマーケットを相手にし、母国語のスキルを生かせる求人に応募することが最善の戦略となります。

海外就職の難易度は、地域によっても異なります。

海外就職において、地域ごとの難易度は(2015年現在)、イギリス>アメリカ>アジアです。イギリスではEU国籍保持者が優遇されるため、そうではないアジア人にとっては非常にハードルが高いです。シンガポール、香港などの就労ビザが下りやすい地域の場合、国内からの転職も比較的容易です。シンガポール、香港でも近年は就労ビザの取得難易度が上がっているという話も聞きますが、それでもイギリス、アメリカに比べるとかなり簡単と言えるでしょう。

クローデン葉子さんのブログで紹介されている、「社内異動」という方法が、ヨーロッパで働くにはもしかしたら一番簡単かもしれません(ちなみに、私は現在この方法でロンドンで働いています)。

海外就職のステップとしての語学留学。

とはいえ、これまで海外経験があまりなく、いきなり海外就職をするのは不安だと感じる方もいるかもしれません。そのような場合は、海外インターンシップに参加したり、語学留学で英語でのコミュニケーションスキルを鍛えることで、経験値をカバーできるでしょう。実際、海外就職をして海外で働き始めると、実践的な英語でのコミュニケーションスキルは本当に重要になります。「留学生」というリスクの小さい立場で、様々な国籍・バックグランドの人とのコミュニケーション機会を持つことは、海外就職をするにあたり、効率的な戦略かもしれません。

海外就職で2016年に大きくチャレンジ! 語学留学もしたい人はこちらへ!詳細はこちら

記事をシェアする

最新記事キャリア