アメリカ留学中のカルチャーショックと対処方法

アメリカに限らず、海外に留学すると多くの人々が体験するカルチャーショック。海外で新しいものを見て驚いた程度のカルチャーショックを受ける場合もあれば、アメリカで不満に感じるところばかり目に付いて日本と比べてしまうカルチャーショックになる場合もあり、人によって症状は様々ですが、ほとんどの留学生がアメリカにいる間に一回は経験することになるでしょう。

今まで慣れ親しんできた日本の社会や習慣を離れ、触れたことのなかった文化や人々の考えに出会ったときに、新鮮に思えたり、感動したり、不満を覚えたりすることがあります。このような文化の違いによって引き起こされる症状や心理的ショックがカルチャーショックです。カルチャーショックは、ほんの一瞬だけにおこる可能性もありますし、また長引くこともあります。カルチャーショックを受けて、ホームシックになってしまったり、ストレスに発展したりすることもあるので、症状が重く感じた場合は適当な対応策を取る必要があります。

それでは、アメリカ留学でよく見られるカルチャーショックには、どのようなものがあるのでしょうか? 

カルチャーショックについて

カルチャーショックの例

  • アメリカの家では、みんな土足で歩いていてショックを受けた。
  • アメリカのものは全てのサイズが大きくて驚いた。
  • アメリカのトイレの個室は、ドアの下が大きく開いていて、慣れない。
  • 先生のことをファーストネームで呼んでもいいと言われたけど、気が引ける・・・。
  • 夜ご飯がピザだけで、日本のようにきちんとした夕食を取る機会があまりない。
  • 日本のように、相手に直接希望を伝えなくても、その場の雰囲気で気分を感じ取ってくれるということがない。
  • 今度遊ぼうって何回も言われているけど、その後全くお誘いがない。
  • アメリカ人は、自分の意見、希望を直接表現するので、少し攻撃的に聞こえるときがある。
  • 友達や家族と出会ったときに、ハグをしている場面を良く見かけるけど、なかなか馴染めない。
  • チップの習慣に驚いた。
  • ホームステイの部屋で部屋のドアをいつも閉めていたら、人と話したくないのかと勘違いされた。

上記のようなものが、アメリカへの留学生がよく体験するカルチャーショックの例です。


新しい文化に出会って、驚く程度のリアクションで済む場合もあるし、新しい社会に慣れずずっと日本と比べてしまい、長期的なストレスに発展しまう場合もあります。ほとんどの場合、時間が経つにつれ、カルチャーショックも自然と少なくなっていくのですが、環境によっては、なかなか不満がとれず、更にはホームシックになってしまうケースも少なくはありません。カルチャーショックの詳細についてはこちらのサイトをご覧ください。

それでは、留学中誰もが一度は、体験するカルチャーショックと、どのように付き合っていけばよいのでしょうか。次の対処法を参考にしてみてください。


カルチャーショックの対処法

  • 日本は日本、アメリカはアメリカで全く異なる文化・考え方をするということを割り切ることが大切です。当たり前のように聞こえるのですが、実際、異なる社会の中で生活すると、このように割り切って考えることも難しく感じられるときもあります。どうしても合わないと思った文化があるなら、受け入れないまでも、受け流すくらいの態度を身につけましょう。
  • 学校のカウンセラーや、留学経験のある人に相談しましょう。留学は、カルチャーショックがなかったとしても、外国語で話すのに慣れるまではある程度体力や精神力を消耗するものです。ストレスをなるべくためないように、自分の不満や疑問は口に出して、誰かに相談にのってもらいましょう。
  • アメリカで出会ったカルチャーショックと、そのときの気分を紙に書き出してみましょう。自分の気持ちに素直に向き合うことで、気分が落ちつき、またメモを見直したときに自分を客観的にみることができ、「本当にここまで不満に思う必要があったかな」と冷静になれます。アメリカに渡ってから時間が経つと、何がカルチャーショックだったのか、なんで不満に思っていたのか、そんなことまで忘れてしまう時がいつか来ます。そのときにこのメモを振り返れば、普通の人ができない貴重な経験をすることができたと思えることでしょう。
  • アメリカでカルチャーショックに出会って、日本の慣れ親しんだ生活と比べてしまうことは、誰でも経験することであり、悪いことではありません。もちろん、アメリカの習慣に徐々に慣れていくことは必要ですが、かえって無理して異なる文化を受け入れようとすると、深いホームシックになってしまったり、留学を後悔してしまうことさえもありえます。カルチャーショックは徐々に乗り越えていけばいいもの、と軽く考え、日本のものを断絶するのではなく、時には日本食や日本の映画を見るなど、日本のものに触れてみると気分が晴れます。時間がたつにつれ、だんだんとアメリカの生活に慣れるので大丈夫です。また、アメリカで日本文化と関わりのある人と知り合いになることで、自分が感じている気分をわかってもらえたり、一気にアメリカの文化の中に入り込むのではなく、日本という共通のトピックを介して、徐々にアメリカの考え方、社会に慣れることができます。
  • 規則正しい生活をし、健康的なものを食べ、最低限の運動をしましょう。留学をしたばっかりの時期は、新しい文化、言語に慣れるのに非常に体力、精神力を使います。基本的なことですが、新しい環境で乱れがちな留学生活では、規則正しい生活と食事がとりにくくなり、ストレスもたまりやすくなってしまいます。適度な運動をすれば、気分も軽くなりますし、規則正しい生活をおくり健康的に過ごすことが、精神面の疲労を防ぐことにもつながります。

ある程度の時間がたつとカルチャーショックもだんだん消えていく場合が多いですが、長引く場合でも、カルチャーショックは経験して当たり前のことなので、心配せず、ゆっくりと現地の文化になじめればいいと、軽く考えて見ましょう。アメリカ留学中のカルチャーショックも、海外に出ないと経験ができない貴重な体験です。あまり落ち込みすぎず、時間が解決してくれるのをゆっくり待ちましょう。その他のカルチャーショック対処方はこちらのサイトでも紹介されています。