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2度の海外留学を経験!お孫さんを世界の入り口へ~澁谷玲子さん

EFオークランド校、EFイーストボーン校で2度の留学を体験されたリピーター。4人のお孫さんの憧れの的でもある玲子さん。次の目標はマルタ島留学です!
2度の海外留学を経験!お孫さんを世界の入り口へ~澁谷玲子さん

北海道在住の澁谷さん。お孫さんがいるようには見えない澁谷さんは、過去に2度、EFの語学留学を経験されています。学生時代から英語は大好きだったそうで、45歳頃から地元の教室でカナダ人の先生に教わりながら本格的に英語を学び始めました(現在はアメリカ人の先生)。今回は、澁谷さんが留学を決心したきっかけや、留学中の様子についてお話して頂きました。

気持ちよく送り出してくれた家族

地元近くの北海道大学で留学セミナーが開かれており、通っていた英会話スクールの先生に勧められて参加したのが留学への始まりです。色々な留学ブースが出展されており、そこで初めてEFを知りました。年齢のことも気になっており、EFのブースで根掘り葉掘り、色々と質問した記憶があります(笑)。そこで得た情報をもとに、仕事がひと段落着いたときに退職し留学することに。実は家族には相談せず、留学を決めた後に報告したのですが、主人も娘たちも「今まで家族のために尽くしてくれたから、今回はぜひ、いってらっしゃい!」と送りだしてくれました。

ニュージーランドとイギリスで2度の海外留学

2015年9月に、4週間、ニュージーランドのEFオークランド校へ留学しました。地元の室蘭市でお世話になっている英会話教室の奥様がニュージーランド留学の経験者で、お教室のクラスメイトにもニュージーランドを勧められて。いざ留学してみたら、ニュージーランドは物価がリーズナブルで、広大な自然もありとても居心地のよい4週間でした。EFオークランド校では心強いスタッフに、ホームステイ先ではホストファミリーがサポートしてくれ、守られた環境で安心して勉強やアクティビティに参加する事ができました。映画が好きなのですが、EFのアクティビティでホビットの家(ロード・オブ・ザ・リング)を見学したり。日本へ帰国するのが名残惜しかったです。

2016年9~10月の6週間、今度はイギリスのEFイーストボーン校へ留学。本場のイギリス英語を学びたいと思い、イギリスを選びました。前回の留学が4週間で消化不良(短い)だったので、今回は期間を延長して挑みました。EFイーストボーン校でのクラスメイトは、半数以上が若者で、半年以上の長期プログラムの生徒が多かったです。映画が好きなので、イギリス留学中はハリーポッターミュージアムを訪れたりしました。イーストボーンの街は素敵でしたが、やはりそこはイギリス。お天気や気候はニュージーランドの方が私には合っていました。

年齢も国籍も違うクラスメイトとお友達に

ニュージーランド留学中は、周囲の人々の優しさにとても感動しました。ホストぺレンツはとても親切で、よく学校まで車で送ってくれました。学校に着いた初めの頃は、若いクラスメイトの中にどう入っていけば良いのか不安だったのですが、『年齢なんて関係ないよ!』と言って仲間の輪に入れてもらいました。仲良くなったスイス人の学生とは未だにメールやFacebookで連絡を取り合う仲です!

もう1つ印象に残っているのは、EFオークランド校ではEnglish Only Policyが徹底していること。学校で英語以外の言語を使うと、すかさず先生の注意が入ります。厳しいと思われるかもしれませんが、英語で4週間過ごしたい私にはぴったりでした。先生たちはよく見ていますね。校舎には日本人留学生もいましたが、皆、英語で会話をしたり、他国の留学生と過ごすなどして程よい距離感を保っていたと思います。

イーストボーン留学中は、留学は2回目ということもあり心に余裕がありました。ホームステイ先で日本料理を振る舞うなど、交流を深められたと思います。現地のイギリス人の話し方には、お話の節々に気品を感じました。ホストマザーは英語の言い回しや文法を注意してくれました。EFイーストボーン校にも日本人留学生がいましたが、皆、極力英語で会話する様に心掛けていました。志が同じであれば年齢が離れていてもお友達になれると実感しました。

中高年での留学、一人旅は不可能ではない!留学先で実感した醍醐味

EFオークランド校は、校舎が街の中心にありアクセスが良好でした。通学も電車1本ですし、街の地理もとても分かりやすいです。平日の放課後はフェリーに乗って近隣の島々へ遊びに行く事もできます。週末は学校主催のアクティビティも豊富にあります。ミッションベイやオークランド動物園など、自然が好きな方にはオススメです!オークランドは人々もとてもフレンドリーでした。

EFイーストボーン留学時は、ニュージーランド留学時とは様々な状況が異なりました。先ず、イギリスなのでお天気が残念なところ(苦笑)。そして、EFイーストボーン校は若い学生さん(特に長期留学)が多かったので、クラスに飽きてしまったのか、遅刻する生徒や、自国の言葉で会話する生徒がいて少し残念でした。放課後は、バスや電車を利用して、一人でよく出掛けていました。ホストマザーに行き方を教えて貰ったり、ガイドブックを片手に近隣都市を巡りましたが、イギリスは見どころが満載でした、**中高年でも、一人で留学したり、一人で旅行することは不可能ではありません!**ぜひ、皆さんもチャレンジしてほしいです。

流れに沿って自然と会話ができるように

留学後、英語力は数段伸びたと感じます。以前はメモを見ながら会話していたのが、今は即興で会話できるまでに伸びました。留学で学んだことの一つに、心を開いて自分のことばで伝えることの大切さがあります。以前は知らない単語が会話に出てくるとパニックになっていましたが、今は分からない単語が出てきた際はその意味を聞いたりして会話を続けることができます。留学中は、会話中にいちいちメモを見ている余裕などなく、流れに沿って会話しなければいけませんでしたので、英語が通じたときの喜びはとても大きかったです。

日本に帰国後、薬局へ再就職しました。私の勤める街には毎年、クルーズ船が寄港するのですが、多くの外国人乗船客が街で買い物をしていきます。その際、外国にはないお薬の使い方を説明する時に英語は必須です。お客さんが必要としているお薬を提供出来たとき、力になれて良かったなと感じますし、英語が役に立っていると感じます。

お孫さんを世界の入り口へ

最近、中学3年生の孫が『将来は留学したい』と言うようになりました。私の留学体験談が良い影響になっているようです。国旗、地図、地理などにも興味を持ち始めました。それらを見ながら一緒に学んだり、留学中の写真を見ながら地理を学んだりしています。孫たちは学校で英語を習っていますが、楽しそうに学んでいます。覚えたての英単語を披露してくれたり、外国人に対する区別も彼らの頭の中にはありません。もう少し大きくなったら一緒に海外旅行へ行こうね!と話しております。4人の孫がいるのですが、世界への入り口へ立たせてあげられたかな。と思います。

海外留学に行って初めて、日本を客観視できるようになりました。日本の良い所、改善が必要な所を再認識しました。都会から離れると、まだまだ外国人に慣れていない地域が多いと、地元の英会話の先生も話していました。外国に行く楽しさや日本の良さを再認識できるから若者には**世界に出て外から日本を見てほしい!**と強く感じます。

年に一度は日本語の通じない環境に身を置く

もう1度、留学へ行きたいと考えているのですが、次はマルタ島へ留学したいです。通っている英会話教室のクラスメイトが、63歳でマルタ島へ留学されたのですが、とても素敵な所だと聞いたのでぜひマルタ島で留学してみたいです。年に1度は日本語の通じない国へ行き、英語だけで生活をしたいです。日常から離れないと、自分の中に溢れる様々な感情を持て余してしまうのですが、英語では素直に表現できるから不思議ですよね。メールのやり取りだけでも海外のお友達とコミュニケーションが取れるのは楽しいですし、英語って本当に素晴らしいツールだと感じます。

『継続は力なり』といいますので、毎日、5分だけでもいいから英語に触れるようにしています。YouTubeを観たり、雑誌、クイズ、テストなど、英語に触れない日はありません。これからも英語を楽しく学び続けていきたいと思っています。

写真提供:澁谷さん

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