英語能力がその国に与える影響~EF EPI英語能力指数ランキング2019年~
昨今、 日本を訪れる外国人旅行者数は、 過去最高を更新し続けています。 都心部だけでなく、 あらゆる地域で外国人の方と接する機会が増えたと実感する人は多いのではないでしょうか。 そんな中、 日本でもますます英語能力が問われ、 その役割が多様化しています。 英語が担う役割は、 個人の将来に役立つグローバルキャリアのためだけではありません。 国全体の英語力は、他国との経済競争力や将来性を測る物差しでもあるのです。
EFエデュケーション・ファースト・ジャパンが発行する、世界最大の英語能力指数 EF EPI 第9版は、過去最高の100カ国230万人のテストデータを集計し、世界の英語力ランキングを発表しました。
国別ランキングに加え、レポートには下記の見識も紹介されています。ヨーロッパは、世界的に見て最も高い英語運用能力を持ち合わせています。フランス、カタール、シンガポールは18歳から25歳を対象とした英語運用能力では、最も高い能力を証明しています。それだけではなく、年齢に関係なく男性より女性の方が高い英語力がある事も判明しました。
しかし、それと同時に英語力の高い国と低い国の、経済力の事実関係(収入、結束力、イノベーションなど)の相互関係が明らかになりました。つまり、英語力がその国の将来的成長に大きく影響を与えるということです。
日本を含む、英語能力指数ランキングと分析の詳細はウェブサイトをご参照ください。
英語能力指数に関する参照データ
<お金>
英語能力指数の高い国ほど、よりお金を稼ぐ人が多い
<イノベイティブ>
英語能力指数の高い国ほど、よりイノベーションが起きやすい
<インターネット接続>
英語能力指数の高い国ほど、よりインターネットにアクセスしている人が多い
<出生率>
英語能力指数の高い国ほど、より出生率が低い
<平均寿命>
英語能力指数の高い国ほど、より平均寿命が長い